「家庭支出の大部分を占める固定費を見直して支出を減らそう」
今では当たり前の考えとなっていますが、昨年(2020年)の私はそんなことこれっぽっちも考えず生活していました。
いつもと同じように働いて、酒飲んで、家族と過ごしてを繰り返す毎日でしたが”ふ”とした瞬間に
「このままこの生活を続けて老後、本当に安心して暮らせるのだろうか?」と思うようになりました。
根拠はありませんが将来何とかなるだろうと思う自分と現状を変えないと将来金銭的に苦労すると思う自分がいて、結局何をしたらいいかわからない状況でした。
そんな時に、著者:両@リベ大学長の「お金の大学」という本に出会い、お金に対する考え方を改めるようになりました。
「お金の大学」では今まで学ばなかった”お金”についてキャラクターを交えてわかりやすく説明しており、この手の本を苦手としていた私でも最後までストレスなく読むことができました。
この本をヒントに何をどう行動すれば良いか分からなかった私ですが、まずは家庭の固定費を見直そうと考えました。
- 通信費
- 光熱費
- 保険
- 家
- 車
- 税金
一度に全部やろうとすると訳が分からなくなって、結局行動しない自分を知っているので一つ一つ嫁と話し合いながら見直した固定費を今回は記事にしたいと思います。
見直した項目と削減した金額(概算)
まず最初に結論ですが、今回我が家で見直した固定費項目は
- 保険
- 自動車保険
- 互助会(冠婚葬祭の積み立て)
- 夫婦のお小遣い
の4項目となります。
見直すべき固定費の項目はまだありますが冒頭でもお話しした通り、一度に全部やろうとすると訳が分からなくなり結局行動しないので手始めに簡単に見直しできそうな4項目を選んで実際に行動しました。
上記4項目の固定費を見直し、削減した合計金額は年間で
となります。
各項目で具体的にどのように見直したか下記にまとめました。
保険
嫁は勤めている会社の団体保険に加盟しているので上記金額は私の保険を見直した金額です。
具体的に何を見直したかというと保険に付いている特約を外しました。外した特約は
- がん特約
- 入院保障
となります。
32歳(記事執筆時点)はがんになるリスクも低く、ケガで入院してもある程度公的医療保険でカバーされるので上記特約を外しました。
自動車保険
我が家は、私の車と嫁の車合わせて2台所有しています。
車を1台減らすことができれば大幅な固定費削減ができますが、いかんせん新潟は車社会なので日々の通勤、子供の送り迎えに使用しているので車を減らすことは断念しました。
その代わりに購入してから5年経った車の車両保険を外し、夫婦別々で契約していた自動車保険を同じ会社にすることで上記金額を削減しました。
互助会(冠婚葬祭の積み立て)
互助会(ごじょかい)に入った理由ですが、今思うと「その場のノリ」で入会していたと思います。
結婚式を挙げたところで「これから生まれてくるお子さんの為に互助会に入っていれば七五三、成人式、結婚式もお得に挙げられますよ!」と言われ、深く考えずに入会していました。
今回の固定費見直しで夫婦の出した答えは「互助会を退会して、その分を自分たちでしっかり貯金しよう」でした。
退会したことによって幾分か解約金を取られましたが、お金が係わる大事な契約ごとはその場のノリや雰囲気に任せて決断するのではなく深く考えることを学んだので高い勉強代と思って割り切ろうと思います。
夫婦のお小遣い
今回の見直しで1番金額が大きかったのは夫婦のお小遣いを減らすことでした。
元々¥30,000×2人=¥60,000が夫婦のお小遣いでしたが、子供が出来てからは物欲もなくなりあまりお金を使わなくなったので、今回の固定費見直しでお小遣いを減額することにしました。
いきなり¥20,000にするのではなく、数か月様子を見ながら段階的に金額を減らしていった結果がこの金額となります。
まとめ
- 我が家の固定費見直し項目は、保険、自動車保険、互助会(冠婚葬祭の積み立て)、お小遣いの4項目
- 年間の削減(予定)金額合計は¥336,000
もちろんこれで終わりだとは考えておらず、見直せる項目は徐々に見直していこうと思いますが、無理せず自分達のペースで見直しをしようと思います。
各家庭で環境は違いますので今回のように削減できない項目があると思いますが、皆さんも一度家庭の固定費について考えてみてはいかがでしょうか。
最後に私が”お金”について深く考えられるようになった書籍「お金の大学」ですが、冒頭で話したように分かりやすく体系的に勉強できるので、まだ手に取っていない方はぜひ読んでみてください。
でわ、また!